マーケティング 2016.03.25 K.Matsuura

チラシやカタログ・パンフレット制作時のデザイン会社の選び方!

チラシやカタログ・パンフレットからリーフレットなどを作成するデザイン会社は、検索すると星の数ほどヒットしてきます。
非常に安い料金でチラシのデザインから印刷まで行ってくれる会社もありますし、参考価格すら記載されていない高そうなデザイン会社もあります。。。

もちろん安い料金がありがたいのですが、「反響が得られるデザインに仕上がるか心配」といった不安もあると思います。ここではプロの目からお客様の立場にたった場合の“より良いデザイン会社を選ぶポイント”を解説します!!

ざっくとですが、以下のポイントがあげられます。

  1. 業界の価格設定の指標を知る!
  2. 人(スタッフ)のもつデザイン力に依存する!
  3. 過去の制作実績がしっかり掲載されているか・・・
  4. お客様のことを真剣に考えられる専門のプランナーがいるか?
  5. 参考となる料金・価格が掲載されているか?
  6. まとめ

1. まずは、業界の価格設定の指標を知ってください

チラシやカタログを作成する意味やゴール設定は様々と思いますが、その多くは反響や効果といったところだと思います。そのゴール設定に対していかに費用を低減しつつも反響や効果を上げることが重要になってくるかと思います。

デザイン業界は究極の「労働集約産業」でスタッフが生み出すサービスに対して報酬の金額が発生します。
つまりはスタッフが費やした時間に比例して金額が決まってくるのです。

美容室で髪を切るときの金額などその人の技術(施術)料として価格を設定しているのと同じです。

安いにこしたことはありませんが、不安要素として以下の点があげられます。(プロの目からみて)

時間が限られているので…

  • 独自のデザインではなく、ある程度のフォーマットを使ったどこかで見たようなデザインになる。
  • 細部のツメがあまい、投げやりなデザインに仕上がる。
  • お客様の背景や特徴・ゴール設定をあまり考えずに言われたままにデザインする
  • 訂正などの際に柔軟な対応をしてもらえなさそう・・・

逆にある程度の適正価格の場合、キチンとお客様のことを考えたデザインに取り組んでいると考えられます。(コレは当たり前ですが。。。)
安すぎるから一概にダメとは言いませんが、上記のようなリスクが発生するかもしれないことを頭に入れて取捨選択してみてはいかがでしょうか。
まさに「費用対効果」の“費用”の部分に関して解説させていただきました。

2. 人(スタッフ)のもつデザイン力に依存する

これはもう当たり前の話ですが、その会社の伝統・特徴というか、バックボーンやキャパシティの力量といっても過言ではありませんよね。

安い金額でも本当にクオリティーの高いデザインをしているところも見受けられます(弊社もそこを目指しています)。

これは会社の体質としてクオリティーの低いデザインをしたくない。本当にお客様のことを想って制作したいといったアイデンティティに繋がる部分だと思います。

例えば、新しいスタッフを雇用した場合でも一定のクオリティーに達していないと、上司がOKサインを出さない等が上げられます。つまりスタッフ教育やスキルアップ制度がしっかりとしていると言えます。

経営のために、制作時間を短縮してデザインのクオリティーよりもスピード重視といった所はスタッフが何人いようとズッと質の低いデザイナーしか育たないといったスパイラルを生みます。

費用が安めでしっかりとしたデザインかどうかは、やはりホームページのデザインなどを参考にするしかないと思います。ホームページのデザインはもちろん、訴求内容・コピーから閲覧者に対する導線の配慮などを見て総合的に判断するしかないと思います。
それこそ、その会社のセールスプロモーションそのものですから。。。

3. 過去の制作実績がしっかり掲載されているか・・・

デザインの制作会社であれば、ほとんどの場合は「過去の制作実績」が掲載されていると思います。
ココで注意したいことは、できるだけ大きなサイズで掲載されているかどうかです。

細部のツメが甘いクオリティーの低いデザインであっても、サイズが小さいと「そこそこの良いデザイン」に見えてしまうのです。

大きなサイズで掲載しているところは細部までしっかりとデザインされており、自信の表れと思っていただいて大丈夫です。

また、制作実績の数もひとつの指標となります。色々なジャンルや媒体を掲載されているところは、デザインのキャパシティが豊富であり、周りから信用されているからこそ色々な仕事を受注できていると考えられます。

あとは、過去の制作実績を掲載していない所は論外だと思っていただいて結構です。(ビシッ)

4. お客様のことを真剣に考えられる専門のプランナーがいるか?

金額が安い通信販売的なサイトの基本は、直接の打ち合わせをしていないところがほとんどです。
これは、想像につきやすいと思いますが、人件費の削減・移動時間工数の削減のためです。遠方のお客様の場合は仕方ないのですが、やはり直接あわないと伝わらない微妙なニュアンスも存在します。

また、通信販売的なサイトで心配なのが、原稿・資料やラフを提出したが「本当にそれがより良い手法」なのか分からない場合、アドバイスを貰えるかどうかです。

チラシやパンフレットはコンセプトメイキングからはじまり、ストーリー設計をするのが非常に重要です。そこが決まってからはじめてデザインに落とし込みます。これは年数や経験をつまないと結構難しい作業です。

広告制作に関する知識や経験が豊富な方や、専門の担当者様なら良いのですが、ほとんどの方は通常業務のほかに販売促進をしている方が多いと思います。

本当にお客様の「真の利益を考えられる」アドバイスを貰えそうな専任のプランナーやディレクターが存在がしるかしないかで、本当のゴールである“反響や効果”が格段にかわってきます。

5. 参考となる料金・価格が掲載されているか?

やはり参考となる金額や料金は気になるところです。
これが掲載されていないと問い合わせをしても、しつこく営業されるのが嫌とかありますもんね。

後は今まで解説させていただきました要素を参考にして料金体系とにらめっこして下さい。

料金のところに、よく訂正は○回までと記載されているのを見かけますが、これは注意が必要です。

以前、お問い合わせいただいたお客様から通信販売的なサイトでデザインを依頼したら訂正の指示がまったく反映されておらず、さらに勝手に違う箇所も訂正してたのに「これで訂正は○回」をすぎたので、対応ができませんと返事が返ってきたみたいです。。。。

6. まとめ

以上、色々と解説させていただきましたが、最後はフィーリングという部分もあります。ホームページに記載されている文言やデザインから「なんとなくこの会社は自分に合いそう」など感覚的な要素も意外と重要なのかもしれません。

あとは、スタッフ紹介などの顔や性格などがわかるようでしたら、少し安心感もでてきますよね。

迷ったときは、原点に立ち戻って「なぜ今回の印刷物を作成するのか?」を考えて課題や目的をクリアするにはどこが良さそうか?を胸に刻んで検討してみてはいかがでしょうか。